Europe - The Final Countdown
エディ・ヴァンヘイレンも真っ青のギターソロを魅せるジョン・ノーラムの早弾きが、異様にカッコいい！
確かに、最初は、ヘヴィメタルロックバンドのヨーロッパだったけど
この頃から、少し変わっていったのには、少々違和感を感じてた・・・
ジョン・ノーラムも同じ思いだったようで、この後脱退してしまうんですよね・・・
当時、時代はヘヴィメタより、ハードロックに流れて行ってましたから、
テクニックや音重視のヘヴィメタより、曲調を重んずるハードロックに軍配が上がって来た事は否めませんが、
当時ヘヴィメタ大好きだった私は、物足りなさを感じてしまいましたね。。
彼らは、スウェーデン出身のヘヴィメタルバンドで、結成自体は1979年にFORCEと言うバンド名で活動していました。
1982年に地元のコンテストで優勝し、見事翌年にアルバム『EUROPE』でメジャーデビューを果たしました。
デビュー当時は、ボーカルよりも演奏重視のメタルバンドで一世を風靡し、
「北欧メタル」という肩書きもあって、全世界にその名を轟かせる存在となります。
やはり時代の流れで、「産業ロック」という言葉が生まれるほど、
時代はラブソング重視、メロディーライン重視の時代がやってきて、
当然、ヨーロッパもレーベルのプロデューサーによる指導の下、曲調の方向性を変えていきました。
当然、世の中からはウケ、この『ザ・ファイナル・カウント・ダウン』は、世界的ヒットし、25ヶ国で第1位になる程までになりました。
しかし、メンバーは嬉しくもあり、悲しくもあり・・・
ウレて嬉しいが、本来のヨーロッパのサウンドとは、大きくかけ離れている・・・と言葉を残し、1992年に解散してしまいます。
自分達のやりたい音楽と、世の中が求めている音楽・・・どっちがいいのか？
音楽の永遠のテーマでは、ないでしょうか？・・・
では、頑張ってうたってもらいましょう。
ヨーロッパ『ザ・ファイナル・カウント・ダウン』
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