『夏夜の空』 (オリジナル)

『夏夜の空』 (オリジナル)

夕焼け空 静かに沈んで
夏の夜空 瞬く星々
消えぬ想い 聞こえぬ声
そっと揺れ動く

街のざわめき遠くに聞こえる
色褪せた景色は胸をしめつける

※空に咲いた打ち上げ花火
君も何処からか見ているかな
キラキラと散りゆく花模様
夏の記憶のままで

いつの間にか 季節は過ぎゆく
時間の流れが 痛みを癒して
夕焼け空 街を染める
全てを溶かすように

世話しなく過ぎる日常の中で
僕は何を見つけられただろう?

※空に消えた流れる星よ
僕の願いを叶えてくれ
ただ君のそばにいられれば
それだけでよかったんだ

あの頃の僕はまだ子供で
終わりがあることを知らずにいた

※今は君を思い出すたび
少し泣きそうにもなるけれど
優しく過ぎたあの日々が
僕の行く道照らし続ける

※そっと開いたその目に映る
光 朝焼けの空
大切な記憶 胸にしまって
僕は前を向き歩く

また今日を生きていく

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